血栓が血管内に作られ、血流が閉塞する病態(血栓症)の発症を抑制する治療法です。 血栓の治療は血小板や凝固因子の働きを抑えることを目的とする抗血小板療法、抗凝固薬療法、血栓除去を目的とした血栓溶解療法に分けられます。 1. 抗血小板療法 抗血栓薬服用者への対応の基本 通常の検査では,抗血栓薬は継続で内視鏡診療を行う. 生検や出血リスクが低い手技でも,抗血栓薬は継続で良い. esdやestなどの出血リスクが高い手技では,患者の血栓塞栓 症リスクを考慮して対応する. は,抗血栓薬を中止し抜歯を行ったところ,血栓症が 生じたことより抗血栓薬の継続下に抜歯を行うことを 推奨した(1963年)4)。 以後,抗血栓療法を継続下あるいは中止して抜歯を 行うことについて様々な議論がなされているが,1998 要がある場合には、抗血小板薬は継続して手術を行う。 (硬膜外カテーテル挿入抜去のガイドライン2017.11.23.東京病院麻酔科より抜粋) 手術や侵襲的処置を必要とする場合の基本的な手術前休薬期間を記載しています。 抗 血 小 板 薬 抗 凝 固 薬 ジピリダモール シロスタゾール なし 【例】内視鏡(検査・生検)抜歯、白内障手術、 術後出血への対応が容易な手術 2剤以上併用時は慎重に対応 ・抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン2012 また、成 24 º7月に日本内視鏡学会から、「抗血栓薬服用患者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」が 刊行されました。従来のガイドラインでは抗血栓薬を休薬することに対する血栓症の発症リスクを考慮されず、 出血予防が重視されていました。 2012年に本学会より「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」が発表されてから、消化器内視鏡診療は、消化管出血リスクより休薬に伴う血栓・塞栓症リ

消化器内視鏡検査・治療時の抗凝固薬・抗血小板薬の取り扱い 2017年10月 血栓塞栓症高危険群の場合(抗凝固薬群、抗血栓薬併用群を含む) 一般名 商品名 生検・ 出血高危険度内視鏡 出血低危険度内視鏡 単 …